【日商簿記3級攻略①】第1問は仕訳問題!満点狙いが合格へのカギ!

はじめに

日商簿記検定に限らず、資格試験で合格率を上げるために必要なことの一つは、「相手を知る」ことです。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があるとおり、相手を知れば、かなり戦いやすくなります。これは、日商簿記検定でも同じことです。

そこでこれから何回かに分けて、日商簿記検定の問題の特徴と攻略法についてご紹介します。第1回目の今回は第1問です!

第1問はどういう問題?

文章を読んで仕訳を書く問題

第1問は、文章を読んで、仕訳を書く問題です。ここのところ、ずーっと仕訳問題です。この傾向が急に変わることはないでしょう。

配点は20点で、全部で5つの問題が出題されます。したがって、1問4点となります。具体的に見てみましょう。前回の試験(第149回2018年6月実施)で出題された内容は、以下のとおりです。

第149回の第1問出題内容

  • 手形による貸付
  • 売上取引にかかる発送費
  • 売掛金の貸倒れ
  • 広告宣伝費の支払い
  • 固定資産の売却

第1問の特徴は?

第1問の特徴は、簿記の最小単位である仕訳が求められているという点です。そもそも簿記は、「取引を計上して、集計して、財務諸表をつくる」というのが大きな流れ。だから、簿記の最小単位はこの仕訳なんですね。したがって、そんな簿記の最小単位を求める第1問は、基礎を求める問題であり、非常に重要なのです。

配点が高い第3問、第5問の決算書の作成問題に注目がいきがちですが、筆者としては、基礎問題である第1問が最も重要だと思います。この理解なくして、簿記の成功はありえません。なぜなら、仕訳がわかっていないと財務諸表は作れないからです。逆に、この基礎である第1問が得意な人は、第2問〜第5問でも高得点を取れます

このように、第1問は基礎的な内容ですが、他の問題にも影響を与える大事な位置づけなんです。

POINT

  • 第1問は、簿記の最も基礎である仕訳についての問題。
  • 仕訳の理解は、他の問題にも影響を与えるため、しっかり理解する必要アリ!

第1問は何点を狙うべき?

第1問は、何点を目指すべきでしょうか?

この答えは簡単です。ここは、絶対に満点を目指してください。理由は、単純です。繰り返しになりますが、仕訳が簿記の基本だからです。

仕訳がわからないと、点は伸びません。逆に、仕訳をシビアに求めつづけると、仕訳で間違えることがほとんどなくなります。その結果、第1問だけでなく、そのほかの問題でも点数がアップします。手も足も出ないという問題は基本的に出題されませんので、満点を狙いましょう。

どうやって勉強するのが良い?

仕訳の問題は、ある程度数をこなす必要があります。劇的な成長はありませんので、教科書、問題集、過去問題、模擬試験を解きながら、頭に入れていきましょう。

一つ良い方法があります。それは、間違えたところをわかるまで、自分で再現できるまで勉強するという方法です。何も見ずに自分の力で解答できるようになるまで勉強するのです。これを行えば、第1問で満点を取る力が身につき、さらに他の問題も解けるようになります。

普段の勉強では、間違えても構いません。逆に、定着しやすいので間違えたほうが良いです。大事なことは、間違えた部分を自分のものにすること。そのためには、普段過去問などを解いていてまちがった問題は、何度もできるまで復習しましょう。今日、明日、3日後、一週間後と、間を開けてみて再度できるか試してみましょう。このように何度も復習すれば、仕訳に対してかなり自信が持てるようになりますよ!

絶対に油断するな!ちょっとしたミスに注意しよう!

第1問を解く上で、強く注意してほしいことがあります。それは、以下です。

第1問の注意点

  • 第1問は配点が高い
  • ケアレスミスは絶対防ごう!
  • 指定された勘定科目を使う!

第1問は、なんと1問4点と、かなり配点が高いです。このため、問題の読み間違いなどケアレスミスはないようにしましょう。細心の注意を払うようにしてください。

特に多いのが、勘定科目名の記入ミス。これは本当に気をつけてください。ついつい慣れた勘定科目を使いがちですがそれではいけません。たとえば、「仕入」と指定されているのに、「仕入れ」と書いてしまうと、間違いとなります。部分点がもらえることもありません。たったこの小さなミスだけで、4点もマイナスになるのです。

また、文字にクセのある方も注意。筆者も字は苦手ですが、第1問では特に注意して解答するようにしていました。雑に書いて4点マイナスは本当に痛いですから。

このように1問に対して重みがあるため、複数回チェックすることをおすすめします!

さいごに

この記事では、日商簿記検定3級の第1問について解説しました。最後にもう一度言いますが、第1問が一番大切です。「この問題の理解なくして合格はない」と言っていいくらいです

仕訳ができれば、簿記が楽しくなります。ぜひ、第1問を楽しんでください。1つ1つ見ていけば、きっとできるようになりますよ!

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